雲のむこう、約束の場所(ネタバレます)
で、渋谷到着して時間が余りぎみだったのでチケットだけ買って軽めの昼食。
食べおわってシネマライズ前に戻ってみるとそれなりの行列になってました。
あわてて並んで、1Fの見やすげな席を確保。
こちらも満席になることはなかったものの、そこそこの入り。
舞台挨拶は新海さんと背景美術の人。
お二人とも客席に混ざってたらわかんないような普通の方でした(笑)
そして上映開始。
(以下ネタバレます。見たくない人はここまで)
まあ言うまでもなく、映像のクオリティは文句なしです。
あの「空気」の表現は新海さんの真骨頂。まさに新海節健在、って感じでした。
シナリオはまあ普通。
SF風ファンタジーという、前作「ほしのこえ」同様のジャンルになるかと思います。
淡々と展開するのでちょっと眠くなります。つーかちょっと落ちたような気がする(^^;
それと、「ほしのこえ」と違って残された謎というか、考えないといけない部分ってまったくと言っていいほどありません。全部登場人物が説明してくれますので。
その点はわかりやすくていいと思うんですが、いろいろ考察したい人にはちょっと不満かも?
音楽もいいです。
映像同様「空気」の表現がすごくうまいと思いました。
しかし、あのあと彼ら三人ってどうなるんでしょうね。
冷静に考えると、最重要サンプルを勝手に持ち出した上塔に対するテロ。
普通ならすべての責任なすりつけられて抹殺されちゃいそうです。
たぶん岡部さんたちが全力で守ってくれるんでしょうけど。
岡部さんたちも彼ら三人と同じ、三人で夢を追った時があったみたいですし。
上映が終わって外に出るとぴあの調査員がいて、アンケート調査を受けました。
だが……だがなあ。
調査対象の映画のこと、最低限知ったうえで調査員やった方がいいと思いますよー>ぴあ
この作品の話をしていて、
「新海さん……どう書くんでしたっけ」
みたいなこと聞かれるとは思わんかったぞ。
まったくもう。
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