らぶデス終わりデス。

てなわけで、終わらせました。
……このあといっぱい書いたんですが、ちょっとしたミスでエントリする前に消えちゃいました。
【戻る】ボタンなんて大嫌いだヽ（｀Д´）ノ

気を取り直してもう一回書いてみます。

まず、買おうかどうしようか迷ってる人に。
正直、私はあまりおすすめしません。
3Dモデリングのトゥーンレンダリングな女の子をぐりぐりしていろいろしたい人や、PCの3D性能を試してみたい人、あと声優さんのファンの人くらいにしかすすめられないのが正直なところ。
システムがダメダメダーメなのでかなりやっててストレスたまります。
あと、いろんなとこでアイキャッチが入るんですが、それが要所要所でなく不要所でもけっこうな率で入ったりするので読み進めるリズムが狂ってしょうがない。
場面転換ならともかく、同じシーンでアイキャッチ入れる必要がどこにあるんだという。
ドラマ的な雰囲気を出したかったのかもしれませんが、別にテレビドラマと違ってCM入れないといけないわけでなし、そのまま進めてどこがいかんのかと言いたくなりました。

んじゃ、個別評価いきます。
以下ネタバレ注意。

ともあれ、終わらせた順にいきます。

○ちさ

最終兵器（笑） 3年前に別れる直前までぴんしゃんしてたのがいきなり病に倒れて逝っちゃうてのが少々強引な気がしなくもないですが、まあそゆこともあるんでしょう。しっかし、展開いきなりオープニングムービーでネタばらししてるのはどうか思いますが、それ言い出したら奈々美の正体もばればれになってるわけで、要するにシナリオ的どんでん返しは全体的に期待してはいけないということです、このゲーム。

奈々美が消されちゃうんで若干後味悪いんですが、ちさが自らの意思でそうしたわけではないのがまあ救いといえば救いかなあ。

あ、これ言い忘れちゃいけない。

金田まひるボイスばんざい（笑）

○奈々美

ある意味メインシナリオ。そしてある意味文緒シナリオ。この主人公、文緒の正体には既に知ってるわけで、そう考えると大物だよなあとか思わないでもなく。ハッピーのラストはまあこんなもんなんだろうなあ。黒髪の方が正直いいです。

しっかし、途中の真帆とのどつきあいはちょっとコワかったですな。こういうシナリオの部分部分はいいところあるんですが、トータルがいまいちなのがこのゲームの難点かな。

○綾乃

おまけシナリオそのいち。らぶ「デス」でもなんでもない、普通のサイドストーリーな感じ。

綾乃と真帆両方食っちゃってる主人公に死を（笑）

○委員長

……すいません、私このシナリオの途中まで委員長の正体にまったく気づいてませんでした（笑）

それこそ見事に作品中の登場人物のように騙されてたわけで。しかも途中でも「……もしかして姉妹？」とか思ってたくらいで。

シナリオ自体はTo Heartのいいんちょシナリオを思わせるようなイジメ展開。ありがちすぎ。

始める前はツンデレか思ってたんですが、ツンの要素がほとんどないのでツンデレキャラとは認定できず。

最後まで名前を明らかにしないのはなかなかいいと思いました。

○真帆

メインヒロインだけあって話自体はメインストリームなんですが、どうにもこうにも印象薄いんだよねえ。お互いに一歩踏み出せない微妙な関係ってのはわかるんだけど、その表現が冗長過ぎて間延びするというかだれるというか。

個人的にはノーマルエンドの方が好きだったりします。このての展開にはキャッツアイという先達がいるのでその印象が強くなっちゃうんですけどね。

ハッピーの方はこの展開もいいですけど、個人的には奈々美シナリオのように奈々美が人間で復活して、

「私、人間になっちゃいました。負けませんよ真帆ちゃん」

とかのドタバタエンドがあってもおもしろかったかなーとか。あと、このハッピーエンドに関しては通常のゲームのように一枚イベント絵が欲しかったと思いました。

『奈々美』の顔は隠すんじゃなくてちゃんと見せて欲しかったかなあと。

では、得点。
シナリオ
★★
音楽
★★
ボイス
★★★★
演出
★★★
システム
★
総合
★★

シナリオ自体を楽しむゲームではないとわかってはいるんですが……。
声優さんはみんないい感じです。声優萌え属性のある方はぜひ。
3Dが売りなので演出はいいんですが、それでもアイキャッチで大減点。あと肝心の3Dももう少しがんばって欲しかったかなあとか。
あと、うちの環境ではぇちシーンが終わった後に動作がずがんと重くなって、その後登場するキャラのちちが不自然にぷるぷる揺れる現象が発生しました。
最新パッチでなおったんでまあいいんですけどね。

てなわけで中古売りかなあこれは。
愛蔵しておく場所も少なくなったことだしねえ。