« あまぞーんからメール(昨日の話) | トップページ | 03月28日のココロ日記(BlogPet) »

2008.03.27

イエナさん延命へ。

独り言以外の何かさんとこ経由で首都圏最大級のプラネタリウムがリニューアルオープンてな記事を知りまして、
「ほー、行ってみたいなー」
とか思いながらSu-37さんとこにコメント入れるための裏取り(大阪市立電気科学館のプラネタリウムはカール・ツァイス製だっけ?)をしていたところちょっと嬉しいニュースを発見。

最古のプラネタリウム、財政難で延命 明石市
以下、神戸新聞のサイトに掲載された記事の全文引用。
(新聞社のサイトはすぐ記事がなくなるからねえ……)

 明石市立天文科学館(同市人丸町)は、現役機としては国内で最も古いプラネタリウム投影機を新しい機種に入れ替える方針を表明していたが、市の厳しい財政事情を理由に、計画の先送りを決めた。稼働からほぼ半世紀がたち、故障すれば、復旧できない恐れもあるが、同館は「細心の注意を払い、投影を続けたい」としている。

 投影機は一九六〇年の開館時、カール・ツァイス・イエナ社(旧東ドイツ)から購入。これまでに、約七百六十万人に星空の魅力を紹介した。

 同市は昨年、開館五十周年となる二〇一〇年度に現在の投影機を引退させ、新鋭デジタル制御機を導入すると決定。新機種の購入費を数億円と見込み、〇七年度当初予算案に設計費三千万円を計上していた。しかし、財政難の市は〇八年度予算編成でほかの施策を優先することに。担当者は「日本で最古、世界でも五番目に古い投影機という希少価値を生かし、存続の努力をしたい」と話す。

 ただし、ドイツの同社に部品の在庫はなく、保守点検ができる技術者も五十歳代の一人がいるだけという。このため、市は新年度、この技術者を招き、抜本的な整備に向けた調査を依頼するという。(永田憲亮)

(3/14 08:41)

ここのプラネタリウムは「planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜」のイエナさんのモデルとなった投影機なのでちょっと興味があって(んでもって光学式プラネタリウムを何度も見て育った身としてはちょっと愛着もあって)一度見に行っておきたいと思いつつ、現役引退間近のニュースが去年流れた時には「見に行ける機会ないかなあ」と思っていたんですが、財政難というしょっぱい理由とはいえ、延命が決まったのはちょっと嬉しいです。
記事中にもあるように保守するのはかなり大変そうな感じですが、部品を特注してでもがんばって保守してもらって、世界最古の投影機になるまでがんばってもらいたいところです。

この春にでも行ってこようかなあ……GW明けくらいを狙って。

|

« あまぞーんからメール(昨日の話) | トップページ | 03月28日のココロ日記(BlogPet) »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: イエナさん延命へ。:

« あまぞーんからメール(昨日の話) | トップページ | 03月28日のココロ日記(BlogPet) »