文化・芸術

2007.09.16

劇団四季キャスボ廃止に関するコメントへのコメント

昨日は瞬間的に頭が沸騰したのでざっとしか書きませんでしたが、改めて例のコメントを読んで。
四季ホームページ「キャストボックス」等の変更について

キャスティングに関して脅迫的と称する手紙やメールが届くようになったとのこと。これはほんとうに「脅迫的」、たとえば
「こんなキャストを使うのならその役者に危害を加える用意がある」
「こんな(略)なら劇場に火をつける。公演できなくしてやる」
こんな内容のメールが届くのであればそれは確かに看過できないでしょう。しかし、そこまで脅迫の度合が強いのであればしかるべき組織(要するに警察ですが)に連絡するなりなんなりして対処してもらえばよい。
ですが、その「脅迫」というのがたとえば
「こんなキャストを使うのならもう見に来ない」
「自分のレベルわかってんのか。辞退しろorやめちまえ」
的なものなんだとしたら、それは(確かに耳が痛いでしょうが)お金をとって見てもらう立場であるのならある程度は甘受すべき言葉でしょう。実際問題、このコメントでは「その時最も適性且実力をともなった俳優を出演させる」とか書いてますが、その言葉に反して「これはさすがにちょっと……」と思われるキャストに出会ったことが何度かありました。そういったブーイングすらも否定するのでしょうか。

そして200字コメントとおぼしきものが2つ紹介されていますが、これがまた怒りの声をあげている人たちの神経を逆なでするようなたいこ持ち、四季ヨイショの信者コメントだけ。
mixiでも2chでも、そしてblogでもこの件に関しては批判的な意見が大勢を占めており、200字コメントにも批判的なものが多くあったはずなのに、それらを一切無視してしまうというのはどうなんでしょうか。肯定的コメントを主に紹介するにしても、批判的コメントを1つくらいは挙げて、
「こういったご意見も頂戴しておりますが、上に挙げたような事情もございますのでご理解下さい」
とか書くくらいのことはできなかったんだろうか。
で、このコメントも頭に花が咲いているとしか思えないようなものです。
キャスボがなくなると買い占めや転売が減る? ひょっとしてそれはギャグで言っているのか?(AA略)て感じなんですが。
いわゆる転売屋ってのはキャストが何だろうと関係ないはずで、とにかく良席(キャッツならS回転の最前列中央とか)をがさーっと確保して、ある時期になったら売り飛ばすだけ。ついでに言うと転売屋が今までのキャスボのように公演のある週に発表されるまで転売を待っているとは思えません。そんなのリスキー過ぎるもん。ちょっと考えればわかりそうなもんです。

そして、このコメント紹介を機にリリースの内容ががらっと変わります。コメントにあった転売の話を持ち出してそちらの話にかかりきり。脅迫的メールの話はどこいったの?

その転売屋の話にしても、

例えば、毎日、昼夜の別を分たず切符を購入している方がいることも判りました。

この買い方をしている人が転売屋だと確証が取れたのでしょうか。
(まあ多分転売屋なんだろうと私も思いますけどね)
あくまでたとえですが、
・何かの営業マンで、顧客サービスとしてチケットを用意していた
・一週間休みが取れたんで、この週はずっと東京ブロードウェイ(失笑)でミュージカル三昧なんだ~ヽ(≧▽≦)ノ
なんて人がいないとも限らないわけですが、そういった人たちまで四季サイドは
いささか正常でない観劇態度ではないでしょうか

とか言っちゃうんでしょうか(まあ前者の例は観劇ではありませんが)。
いずれにせよ、このあたりの書きようは観「客」を受け入れる態度とは到底思えないわけで、
「いささか正常でない顧客対応ではないでしょうか」
とか言い返したくなっちゃいます。

そして、このリリース最大の問題は「四季の会」に関する最後の一文でしょう。
転売屋を強制退会させるのはまあいいとしましょう。というかなぜ今まで放置してたのか問い詰めたいくらいなのでこちらは今後ともがしがしやっていただきましょう。
しかし、なぜ長期間チケットを購入していない、というだけの会員を(しかも期間が公表されていないという曖昧さで)、転売屋を辞めさせるのと同じタイミングで「この際同じ措置をとらせていただきたい」というような文言で退会の案内を出さないといけないんでしょう。
これでは件の会員も転売屋同様の不良会員である、と言っているようなものではないでしょうか。
なぜ、この場でこんなことをいうのでなく、「現在検討中の新しい会員組織」の概要が固まってから案内を出すことができなかったんでしょうか。
ここまで「一部不良会員」を切り捨てるために他の大多数の会員にケンカを売るようなマネをしないといけなかったんでしょうか。

やはり、今回のリリースには到底納得が行きません。部分的に理解は示せても、それへの対応がいろいろまずすぎます。
先のエントリにも書きましたが、たぶん次の更新時(今月末だったとおもうんだけどなあ)に退会の手続きをすると思います。(現時点ではかなり低率ですが)もし見に行きたくなったらその時は陽菜にチケット取ってもらいます。

この一連の騒ぎで再考を望みたいところですが……少し火の勢いがおさまりかけたところにこんな燃料をぶち込むようじゃあ期待薄かなあ。

先のエントリにも出しておいた投票、こちらにも置いておきます。
(一度投票すると結果しかでないようになっています)
(最初に置いたもの:選択肢に偏りがありすぎたので投票停止にしました)

(現在の投票:こちらにお願いします。偏りは解消しきれていませんが)

今回の件に関してもいくつかトラックバック送らせてもらいたいと思います。
見学商売さん → 今度は会員たち全員に宣戦布告だ!
こんなん出ました~さん → 劇団四季のコメントって~
*hakuna matata*さん → キャストボックス廃止に関する説明
つらつらロンドンさん → キャストボックスをやめた理由が
eclipse diaryさん → キャスボ等廃止のアンケート御礼と四季の回答

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四季オワタ

四季ホームページ「キャストボックス」等の変更について

なんという大本営発表。
なんという傲岸不遜な態度。
なんという暴挙。
観「客」に来てもらう態度じゃないだろこれ。
まあ脅迫的メールとか送っちゃうのはいかんだろうけど、気持ちとして一定水準に達しているとは思えないキャストが出て来た時にブーイングすらしてはいかんというのか?
あと、転売屋を強制退会させるのはいいとして、なんで長期間(具体的な期間を提示しないあたりがまたいやらしい)チケットを買わなかった人まで強制退会させないといかんのよ?

ちょうど更新月だったはずだし、いい機会だから会員辞めちゃおうかな。
こんなひどいリリースを平然と出すようなとこには正直ついていけんわ。


【追記】
最初の投票はちょっと否定的に偏り過ぎてたので選択肢を変えてみました。
つっても元々が否定的なので完全に偏りを排除するのは不可能なんだけどね。

【追記】
さらにいろいろ書きました→劇団四季キャスボ廃止に関するコメントへのコメント

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2004.11.13

二日連続キャッツ也。

で、またしてもやってきましたキャッツシアター。
今日は招待客もいないわけで、入口付近は昨日みたいな大混雑もなく平穏でした。
中は相変わらず混雑してたけど。つーかやっぱしロビー狭すぎ。

昨日はグッズ買いとかサインとかでどたばたしてゆっくり見られなかったごみですが、今日はゆっくり見て回りました。
A扉から入った先の1F入口脇にあるミシンがうちにあるのとまったく同じでちょっと嬉しかったりとかヽ(≧▽≦)ノ

続きを読む "二日連続キャッツ也。"

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2004.11.12

キャッツ初日、行ってきました。

さて、行ってきました。
今回は大崎から行ったんですが、途中のルートには嫌と言うほど案内の矢印があって、これで迷うとしたらその人は方向音痴の天才だと思います。

で、シアターの向かいは小学校(中高一貫校だったかも)の建設予定地なんですが、その工事用の防壁にもキャッツロゴと踊る猫たちのシルエットが描かれてます。気分盛り上がること請け合い。

シアターの入口はこんな感じです。

image/PICT1153

入口前は招待客と思しき人たちで一杯だし、前の道もいかにもっぽい高級車がどかどかやってきます。
入口すぐそばには浅利慶太氏もいたし。

入ってからまずはパンフ購入とグッズ購入。
キャッツ・ビューSuicaカードを使ってSuica機能で5000円以上買い物をするとひざかけがもらえるので、とりあえず5000円分お買物してみたりとか。
長らく欲しかったCATSロゴ入りのネックストラップが出てたので迷わず購入。いままでありがとうラビアンローズ(笑)
あとはカードケース(定期入れ)と細々としたものを1~2点。無事5000円突破。
……資本主義の犬と呼んでくだされ(笑)

で、これから内容のレポするんですけど、今回のはまだキャッツを見たことがない人にとっては強烈なネタバレになります。
よって、ネタバレ見たくない、という方はここで引き返すのが吉です。

よろしいですか?
それじゃネタバレいきますよ。

(注:お祭り的にキャッツに言及されているDVD&MUSICatalogさんとこと猫の舞台屋さんとこにTB投げておきます)

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2004.11.11

キャッツ開幕まで70分

いよいよですよ……ヽ(≧▽≦)ノ

もう今日は朝から頭の中でオーバーチュアが流れっぱなし。
仕事が手につかないったらもう(笑)

キャスト見てから職場出ようか迷ったんだけど、雨が降り出す前にいろいろ撮りたいから見ずに出かけるかな。
帰って来たらレポあげます。

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2004.11.09

不覚ゥゥゥゥゥッ!

12月、キャッツのS回転席取ってありました。
……ACLの日程とダブったよ_| ̄|○

なんでちゃんとチェックしてなかったんだ?>オレ
ま、ACLの方は陽菜がとったんで、その時に連絡ミスがあったわけですけど。
確か土曜と勘違いして、2劇場でマチソワになるねー、とか言ってた記憶があるので。

いずれにせよどっちかしか行けないのは間違いないから……どっち諦めるかなあ(涙)
キャッツは職場で「行ってみたい」って人がいるからその人に譲るのも手かも。

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2004.10.16

マンマ・ミーア!

タイトル通りのベタネタですが、今日(もう昨日ですが)観てきました。
やはりママ&フレンズがいい感じですな。

ネタバレフィールド展開しちゃえ。


用語の用法誤りを承知で書きますが、キャッツが「歌劇」なのに対して、マンマの方は「劇歌」であると感じました。
演劇としての側面が強いな、と感じたということです。
正直キャッツはストーリーあってないようなもんだしね。
けど、マンマ見ても泣けないんだよなあ。キャッツは一幕の「メモリー」流れるだけでかなりやばいし、「天上への旅」とか流れちゃったらもうダメダメだもの。ざばざば状態。
さて、話自体について。
私は「三人のうち誰が父親なんだろう」という疑問に回答が出ることにかなり期待してました。
しかし、結局それは明らかにならなかったわけですけど、確かにこっちの方がいいなと。
ともあれ、期待せずに観に行った割には楽しめました。
リピートするまでには至らないけど。

ネタバレ終わり。

で、会場内で流れているVにキャッツが出るたびに目が(☆_☆)キラーン状態になる陽菜と私。
新しいチラシももらってきたよん。

で、終わった後でカレッタの46Fレストランでちと気合いの入ったお食事など。
image/DSC00161

お値段に見合ううまさでしたともさ(* ̄▽ ̄*)
で、千葉発の終電に間に合わなくなって蘇我からタクシーで帰宅。
ちょっと運転が微妙にコワかったのと、想定したルートが通られなかったので
「もしかしてヤバめ?」
とか思ったんですが、後で検証してみると想定ルートよりも実際に通ったルートの方が若干近いことが判明。
ごめんね疑って>タクの運ちゃん

あー、まったくお大尽な一日でしたこと(汗)

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2004.10.04

いい仕事だなあ

いちおう芸術方面の話なのでこのカテゴリ(笑)

Amazonで発注していたベネチア・ビエンナーレのカタログが届きました。
まあフィギュアはあちこちで既にレポ済なのでおいとくとして。

メイン(のはず)の誌面ですが、なかなか楽しく読めましたよ。
米やんの話も興味深かったし。

……しっかし、やっぱし脱衣可能なのね……日本のイメージが

スシ・テンプラ・ハラキリ・フジヤマ・ゲイシャ

から

ショクガン・オデンカン・コミケ・ビッグサイト・メイドサン

になるのは、そんなに遠くないかもしれませんねえ……(苦笑)

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2004.09.15

チケット到着

先日ごりごり取りまくった「キャッツ」のチケットが届きました。

しかし……普通郵便なんだよね。
中身は総額10万円オーバー(!)の金券なんだけど。
せめて配達記録で送って欲しいと思うのは私だけじゃないよねえ。

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2004.09.05

というわけで、CATSチケット発売日

だったわけですが。

10時開始直後からまったくつながらず、携帯電話&PHS&自宅回線&ネット、まったくだめ。
もうだめか……と思っていたところでちょっと発想を変えて電話してみたところけっこう繋がりはじめ、最終的に月いちペースで6公演おさえることができました。さすがに狙ってた初日はダメだったけど、二日目のS1がとれたからよしとする。S回転もジェリクル・ギャラリーもとれたから一通りの席で見ることができそう。

今から楽しみ……だけど再来月の引き落としがコワー((;゚Д゚)))

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